Live Art Auctionとは
アートの価値を高めるのは作家と観客の中から生まれるフィーリングであり、それこそが純然たるアートの価値。
作品は、観客からその場で募ったお題を元に約20分間という短い時間でアーティスト達は作品を創作していく。
作家は自らの作品の価値を高めるために全力で創作をし、時にパフォーマンスで観客を盛り上げ観客を熱狂へと導く。
観客は、自らが提示したお題で創造されていく作品たちの創造過程を見守りながらその瞬間を待つ。
そして開催されるオークション。
作家が自身の誇りをかけて創作した作品は、熱をおびて間もないその場で観客に向けてオークションを開始する。
観客は創作過程を見守り続けた完成したばかりの作品をその場でオークションを楽しみながら自分の手にする。
その場で出されたお題を即興アートでアーティスト達は応える。
観客は見守り続けたアーティストと作品にオークションという形で称賛と労いをする。
即描即売という前代未聞のアートオークション。
それこそがLive Art Auction。
Live Art Auctionの目的
アーティスト同士が競い切磋琢磨する横並びでのバトルでは、己の力を高め合えるメリットは非常に高いです。
評価などに関しては、基本的に第三者の審査員や観客に委ねる場合がほとんどなので、審査する側の好きか嫌いかという査定において認めてもらえない場合も少なくありません。
それは本当にアーティストの実力不足だけだったのか?
それは本当にアーティストの正当な評価であったのか?
そんな答えが不明確なことに関してアンチテーゼとも言えてしまうイベントがLive Art Auctionです。
Live Art Auctionは横並びのバトル形式を採用せず、
縦のバトル形式ともいえる観客に
「作品を買ってもらえるか?」
「買ってもらえないか?」
という価値に焦点を合わせたイベントです。
アートは生活必需品ではないだけに、生活には不必要と思われがちです。
アートの判断基準は単純に好きか嫌いか?というところだと思われ、観客は創作された作品が好きでどうしても手に入れたいと思えば購入し、興味が湧かないや嫌いであれば当然のように購入はしないと思います。
それはアーティストが生み出す作品の言い訳のしようがない本当の価値を判断されているといってもいいでしょう。
身銭を切ってまで欲しいと思わせるか?思わせないか?というのは、ある意味、アーティストにとっては残酷な結果が待っている場合もあるかもしれません。
しかし単純にそれが今現在のそのアーティストの実力であり評価であり、結果の全てはアーティスト自身が生み出した作品次第の自己責任です。
単純でありシンプルですが、それは正当な評価といえるものではないでしょうか?
Live Art Auctionは
●自分の本当の評価と力を試したい!というアーティスト達にチャンスと場を提供、より己を高めていってもらいたい
●アートに疎い日本の現状を打破してアートは普通に買うものという意識を上げてもらい、アートを身近に感じてもらえる観客を増やしていく
という2つの視点を一つにさせたい目的の元でイベントを開催させて頂いてます。
Live Art Auctionのルール
1.アーティストは1組3人でお題にそったアートを制作。
2.その場で出されたお題を元に制限時間20分で制作。
3.お題は各組ごとに観客から募った中から一つを選出。
4.完成された作品はその場でオークションを開催。
5.オークションは一人ずつ最低落札額を決めて開始。
6.オークションで落札された作品はその場で売買します。
7.売買成立後のやり取りはアーティストに一任します。
8.売買後のトラブルに関しては運営は責任は負えません。